狂犬病に関して
2018年05月30日(水)
暖かい日が多く、お散歩がいつもよりも楽しく感じられる季節ですね!
板橋区小豆沢の動物病院「DOG TOWN AZUSAWA CLINIC」
看護師の和田です。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
今日は狂犬病のお話をしたいと思います。
この季節になると市区町村にワンちゃんの登録を済ませている飼い主様の所には役所から狂犬病予防摂取のお知らせが毎年送られてきますね。
狂犬病予防摂取は日本では飼い主の義務という事で法律で定められています。
狂犬病はすべての哺乳類に感染し、一旦発症すれば治療方が無く、ほぼ100%の確率で死亡するというとても怖い病気です。
日本国内では1956年を最後に発生例はありませんが、隣国の中国などのほとんどのアジア地域では流行している状況で、毎年、人が2000人亡くなっている状況です。そして犬が主な蔓延源となっています。日本にも侵入のリスクは0ではありませんね。
この事から、狂犬病の予防接種をする事でワンちゃんの間での蔓延が予防でき、人への被害も防ぐ事が出来ます。
万が一日本にも狂犬病が侵入してきた際に備える事が出来ますね。
しかし、残念ながら日本は世界各国に比べて接種率が低いのが現状です。
安心なワンちゃん同士のコミュニケーションや他の動物と共存ができるよう必ず予防してあげましょう!
当院でも接種可能ですのでワンちゃんの健康状態をみながらしっかり予防していきましょう!
また本年度より板橋区の飼い主様には、当院から済票(キーホルダー)をお渡しできるようになっております。
お気軽にご相談下さいませ。
次回はワクチンのお話をしたいと思っています。