根尖病巣(歯根の歯肉炎)

2018年11月30日(金)

※後半には、根尖病巣からなる、皮膚の創のお写真があります。

 

 

 

 

板橋区小豆沢にあります、動物病院、DOG TOWN AZUSAWA CLINIC 院長の吉田一万です。

本日は、歯肉炎がひどくなってしまったときにおこる根尖病巣により、眼下と口の間の皮膚から排膿してしまい、穴が開いてしまう状態です。

多くは、三根歯と呼ばれる、第四前臼歯、第一後臼歯で起こることが多いです。

 

初期症状として

・ご飯の食べるしぐさの変化

・ドライフードの嫌がる

・サラサラの鼻水が増える

・くしゃみが増える

・鼻水に若干の出血が混じる

 

などがあります。

この病気は、高齢だからこそ出てくる病気なのですが、高齢だからこそ、麻酔の安全性の確認と、

当日の安全性確保、状況により、前後1日の静脈点滴などが必要になることがあります。

 

何より、高齢になり過ぎる前に早めの歯のチェックと重要です。

何か、気になることがあれば、お気軽にご相談下さい。

 

 

 

 

 

写真

↓↓↓

 

 

 

 

 

 

 

① 根尖病巣による、皮膚の穴

 

 

② 原因の歯を抜歯した状態(歯茎に歯の穴が存在)

 

③ ②の穴を縫合にて、閉じた状態

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