バリウム検査
2018年11月06日(火)
①胃から上部消化管
②胃内バリウムほぼ排出
③結腸内にほぼ全てのバリウムが到達
④全体
バリウム検査は消化管内異物の確認、消化管運動が正常か、消化管内閉塞が無いかなど、非常に有益な情報が得られます。また超音波検査(エコー検査)と同様に無麻酔でお腹の中の情報を得られる検査でもあります。
ただし、その一方で針などの先端の尖った異物がある場合は、消化管運動を促進してしまうために、バリウム検査によって状態の悪化の招く恐れもあり、非常に判断を迷う検査ではあります。
絶対に食べてしまった…という異物がお腹の中に無かったり、
絶対食べていない…という異物がお腹の中にあったり。
言葉で伝えられない動物達の体内を把握するためには、色々な検査を駆使しても、予想までしかお話しできなかったりすることもあります。
その中で、何よりも大切なことは早期発見・早期対応。選択肢も広がります。
消化管内トラブルの場合は、嘔吐・下痢の分かりやすい症状の他に、震えている(=痛みの可能性が高い)・元気がなんとなく無いなども出やすい症状です。
何かおかしいな…と思う時は、お早めに、お気軽にご相談ください。
結果、心配なしならそれが一番と思います!
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